2026年7月17日に公開された実写映画シリーズ第5弾『キングダム 魂の決戦』。原作屈指の人気エピソード「合従軍編」がついに映像化され、公開初週からシリーズ最高のスタートを切る大ヒットとなっています。
そこで気になるのが「今作は原作漫画の何巻から何巻までを描いているのか」「映画の前に原作を読むなら何巻から読めばいいのか」という点ではないでしょうか。
本記事では、映画『キングダム 魂の決戦』が描く原作の範囲を、合従軍編の全体像や過去シリーズとの対応関係とあわせて、原作ファンの視点からわかりやすく解説します。
- 『キングダム 魂の決戦』が原作の何巻から何巻までを描いているのか(結論から先に解説)
- 合従軍編が原作のどこからどこまでなのか、全体像の整理
- 映画の基本情報(公開日・キャスト・興行成績)
- 「蕞の戦い」は今作で描かれるのか、続編の可能性の考察
- 過去の実写シリーズ4作と原作巻数の対応表・映画前に読むべき巻
キングダム魂の決戦は原作24巻〜30巻前後の「合従軍編・函谷関の戦い」まで
まず結論からお伝えします。映画『キングダム 魂の決戦』が描くのは、原作コミックス24巻後半(第261話「嵐の兆し」前後)から始まる「合従軍編」のうち、物語の最大の山場である「函谷関の戦い」を中心とした範囲です。巻数の目安としては、およそ24巻〜30巻前後に相当します。
ここで押さえておきたいのは、「合従軍編を映画化する」ことと「合従軍編を最後まで描き切る」ことは別だという点です。合従軍編は原作24巻から33巻前半まで続く長大なエピソードであり、映画1本にすべてを収めるには相当な圧縮が必要になります。
実際の劇場版では、秦20万vs合従軍50万が激突する函谷関の攻防戦にフォーカスする構成が取られており、合従軍編後半の「蕞(さい)の戦い」は今作の範囲外とみられます(詳しくは後述します)。
合従軍編は原作24巻〜33巻に及ぶシリーズ最長級のエピソード
合従軍編の全体像を整理すると、次のような流れになります。趙の宰相・李牧の策略により、秦以外の国々(楚・趙・魏・韓・燕)が同盟を結び、総数50万の大軍で秦へ侵攻を開始。国門・函谷関での大規模防衛戦を経て、物語は王都・咸陽の目前にある蕞での最終攻防へと続いていきます。
開戦の号砲となるのが24巻の第261話「嵐の兆し」あたり、決着までを含めると33巻前半までという、原作でも屈指のボリュームを誇る章です。
映画『キングダム 魂の決戦』の基本情報|公開日・キャスト・興行成績
公開日は2026年7月17日|シリーズ最高の初動を記録
『キングダム 魂の決戦』は2026年7月17日に全国521館で公開されました。公開後の動員は、シリーズ最高記録を持つ前作『キングダム 大将軍の帰還』(2024年)との対比で動員124%という好スタートを記録しており、シリーズ最大のヒットへの期待が高まっています。
キャスト|おなじみの面々に加え志尊淳・神尾楓珠・斎藤工らが新参戦
キャストは、信役の山﨑賢人さん、嬴政役の吉沢亮さん、李牧役の小栗旬さんらシリーズおなじみの顔ぶれが続投。さらに今作からは、蒙恬役で志尊淳さん、王賁役で神尾楓珠さん、桓騎役で坂口憲二さん、春申君役で斎藤工さんら豪華キャストが新たに参加しています。
原作ファンの間で人気の高い「飛信隊・楽華隊・玉鳳隊」の若き三隊長が揃い踏みする点も、今作の大きな見どころです。
合従軍編とは?原作での位置づけと映画版のあらすじ
王騎死亡から3年後|千人将となった信の新たな戦い
物語の舞台は、馬陽の戦いで秦が大将軍・王騎を失ってから3年後。王騎の思いを受け継ぎ成長を続ける信は、千人将に昇格しています。そんな中、趙の宰相・李牧の策略により、秦以外のすべての国が手を組んだ総数50万の「合従軍」が秦へ侵攻を開始。
信は蒙恬や王賁とともに秦の国門・函谷関へ向かい、そこには秦を代表する将軍たちが集結する——というのが映画版のあらすじです。前作『大将軍の帰還』のラストから地続きの物語であり、王騎の遺志というシリーズの縦軸がそのまま今作のテーマである「魂の決戦」につながっています。
函谷関の戦いの見どころ|原作26巻〜30巻の名場面
函谷関の戦いは、原作でおよそ26巻から30巻にかけて描かれる、キングダム史上最大級の大会戦です。蒙武vs汗明の一騎打ち、麃公と李牧の頭脳戦、飛信隊・楽華隊・玉鳳隊の連携など、名場面の宝庫として知られています。
映画レビューでも「絶体絶命をくつがえす函谷関の戦い」が今作のクライマックスとして位置づけられており、原作のこの範囲を予習しておくと、劇場で何倍も楽しめるはずです。
蕞の戦いは描かれる?続編の可能性を考察
合従軍編のもう一つの山場である「蕞の戦い」(原作31巻〜33巻前後)は、嬴政自らが民を鼓舞して戦う、シリーズ屈指の感動エピソードです。ただし、函谷関の攻防と蕞の攻防を1本の映画に収めると、どちらも大幅な圧縮が避けられません。
ファンやレビューの間では、今作は函谷関の激戦をじっくり描き、蕞の戦いは次回作に持ち越しになるのではないかという見方が有力です。実際、「次作で函谷関攻防戦の決着、その次で蕞攻防戦を描き、信が三千人将になったところで完結するのでは」という3部構成の予想も出ています。
続編の正式発表はまだありませんが、シリーズ最高の初動を記録した興行成績を見る限り、続編制作の可能性は十分に高いと言えるでしょう。
※この段落は公開情報にもとづく考察を含みます。正式な情報は公式サイトの発表をご確認ください。
映画の前に原作を読むなら?過去シリーズと巻数の対応まとめ
「映画を見る前に原作で予習したい」という方のために、実写シリーズと原作巻数のおおよその対応を整理しました。
- 第1作『キングダム』(2019年):およそ1巻〜5巻(王都奪還編)
- 第2作『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年):およそ6巻〜7巻(蛇甘平原の戦い)
- 第3作『キングダム 運命の炎』(2023年):およそ5巻・10巻〜11巻(紫夏編・馬陽の戦い前半)
- 第4作『キングダム 大将軍の帰還』(2024年):およそ12巻〜16巻(馬陽の戦い後半・王騎の最期)
- 第5作『キングダム 魂の決戦』(2026年):およそ24巻〜30巻前後(合従軍編・函谷関の戦い)
対応表からわかるとおり、前作の16巻から今作の24巻の間(17巻〜23巻)には、山陽攻略戦や廉頗との戦いなど、映画では描かれていないエピソードが存在します。時間に余裕がある方は17巻から通して読むと今作の人物関係(桓騎・王翦ら六将級の新キャラクター)がより深く理解できます。時間がない方は、最低限24巻〜30巻を読んでおけば映画の範囲はカバーできますよ。
よくある質問|キングダム魂の決戦と原作について
Q1. 原作を読んでいなくても映画だけで楽しめますか?
楽しめます。映画は冒頭で「王騎の死から3年」という前提を説明してくれるため、初見でも物語の大枠は理解できます。ただし、前作『大将軍の帰還』を見ておくと、信が受け継いだ王騎の遺志の重みが段違いに伝わるので、時間が許すなら少なくとも前作だけは事前に視聴しておくのがおすすめです。
Q2. 合従軍編はアニメ版でも見られますか?
見られます。合従軍編はテレビアニメ『キングダム』の第3シリーズ(全26話)でじっくり映像化されています。映画では圧縮される細かい戦局や各将軍のエピソードまで丁寧に描かれているので、「映画を見て合従軍編をもっと深く知りたくなった」という方は、原作漫画とあわせてアニメ第3シリーズもチェックしてみてください。
Q3. 原作漫画は現在何巻まで出ていますか?完結していますか?
原作『キングダム』(原泰久・集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)は、2026年7月時点で70巻を超えてなお連載中で、完結していません。映画で描かれる合従軍編(24巻〜33巻)は物語全体から見るとまだ序盤〜中盤にあたるため、実写シリーズの「原作ストック」は十分すぎるほど残っています。最新の巻数は集英社の公式情報をご確認ください。
Q4. 17巻〜23巻を飛ばして24巻から読んでも大丈夫?
映画の範囲を予習するだけなら24巻からで問題ありません。ただし17巻〜23巻には、信のライバルである蒙恬・王賁の活躍が本格化する山陽攻略戦や、桓騎・王翦といった今作の重要キャラクターの初登場シーンが含まれます。今作から新登場した志尊淳さん演じる蒙恬や坂口憲二さん演じる桓騎の背景を知りたい方は、17巻から読むと理解度が大きく変わります。
まとめ|キングダム魂の決戦の原作範囲をおさらい
最後に、本記事の要点を整理します。
- 『キングダム 魂の決戦』が描くのは原作24巻後半〜30巻前後の「合従軍編・函谷関の戦い」が中心
- 合従軍編全体は24巻(第261話前後)〜33巻前半に及ぶ長編で、映画1本ではすべて描き切れない
- 「蕞の戦い」(31巻〜33巻前後)は続編に持ち越しとの見方が有力
- 2026年7月17日公開、前作対比で動員124%のシリーズ最高スタート
- 予習するなら最低24巻〜30巻、余裕があれば17巻から読むのがおすすめ
原作ファンにとっても初見の方にとっても、合従軍編は「キングダムの面白さが最高潮に達する章」です。映画をきっかけに原作を手に取れば、函谷関の戦いの細部までじっくり味わえます。
続編情報や入場者特典の最新情報など、新たな発表があり次第、本記事も随時更新していきます。

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