2026年8月末、テレビ朝日の看板ドラマ『相棒』のseason25が2026年10月から放送開始することが発表されました。水谷豊さん演じる杉下右京と、寺脇康文さん演じる亀山薫の黄金コンビが、今年も水曜21時に帰ってきます。
今回のシーズンが特別なのは、物語の内容だけではありません。season25の放送によって、『相棒』は日本の連続ドラマにおける最多シーズン記録の単独首位に立つことになります。そして描かれるのは、特命係が現職総理の秘密という「国家のタブー」に踏み込んでいく物語です。
この記事では、season25の放送日や放送時間といった基本情報を整理したうえで、公表されているあらすじ、キャスト、そして記録更新の意味までを解説していきます。あわせて、歴代の相棒の振り返りと「season25から見始めても大丈夫か」という疑問にもお答えします。
- 相棒 season25がいつから始まるのか(放送時期・曜日・時間)
- 過去のパターンから読み解く、初回放送日の予想
- 公表されているあらすじと「国家のタブー」というテーマ
- 水谷豊さん・寺脇康文さんのコメントとキャスト情報
- 「連続ドラマ最多シーズン記録」の単独首位という記録の意味
- 歴代相棒の一覧と、season25から見始めても大丈夫かの判断
相棒 season25はいつから?放送日・放送時間の基本情報
まずは放送に関する情報から確認していきましょう。
2026年10月スタート、毎週水曜21時
『相棒 season25』は2026年10月より、テレビ朝日系24局ネットで放送開始されます。放送時間は毎週水曜21時。シリーズがずっと守り続けてきた、おなじみの枠です。
『相棒』の水曜21時という定位置は、視聴習慣として完全に定着しています。放送枠が動かないことは地味に見えて、長寿シリーズにとっては大きな強みです。「水曜の夜9時になれば右京さんがいる」という安心感が、20年以上にわたって視聴者をつなぎとめてきました。
初回はスペシャル放送
season25の初回はスペシャル形式での放送となることが発表されています。
『相棒』の初回スペシャルは、シリーズ全体の方向性を提示する重要な回です。今回は後述するとおり「国家のタブー」という大きなテーマが掲げられているため、初回で提示される事件の規模にも注目が集まります。
正確な放送開始日はいつ?過去のパターンから予想
2026年8月末の時点では「10月放送開始」までの発表で、具体的な初回放送日は公表されていません。ここからは過去の傾向をもとにした推測になります。
直前のseason24は、2025年10月15日から2026年3月11日まで放送されました。つまり10月の第3水曜が初回だった計算です。
2026年10月の水曜日は、7日・14日・21日・28日の4回。この並びと過去の傾向を重ねると、10月14日または10月21日あたりが初回の有力候補と考えられますが、あくまで予想であり確定情報ではありません。正式発表は9月中に出る可能性が高いため、続報を待ちましょう。
相棒 season25のあらすじ|特命係が「国家のタブー」に踏み込む
続いて、公表されているあらすじを見ていきます。
発端は総理補佐官の襲撃事件
物語の発端となるのは、総理の側近である総理補佐官が、料亭で襲撃される事件です。
この事件をきっかけに、特命係は現職総理が抱える秘密という「国家のタブー」に踏み込んでいくことになります。政治の中枢に切り込むという構図は『相棒』が繰り返し扱ってきたテーマですが、「現職総理」という一点が今回の踏み込みの深さを物語っています。
亀山薫の過去との再会が事件に絡む
もうひとつの軸となるのが、亀山薫の過去の人物との再会です。具体的には、亀山の教え子との再会が事件と複雑に絡み合っていくと発表されています。
ここは『相棒』を追ってきた視聴者にとって重要なポイントです。亀山薫はseason7を最後に警察を離れ、海外で活動していた期間があります。その空白の時間に彼が何をしていたのかは、season21での復帰以降、少しずつ描かれてきました。「教え子」という言葉は、その空白期間に触れる展開を示唆していると読み取れます。
水谷豊さんも、亀山と教え子の再会シーンについて「右京としても心に来るものがあった」という趣旨のコメントを寄せています。国家レベルの事件を扱いながら、その内側で個人の物語も動く。この二層構造が今シーズンの設計といえそうです。
これまでのシーズンとの違い
水谷豊さんは今シーズンについて、「特命係が国家レベルのタブーという新領域に踏み込んでいく物語は、まさに『相棒』ならでは」という趣旨の発言をしています。
また寺脇康文さんは「特命係の無謀な捜査もついにここまで来たか!という境地に突入していく」と手応えを語りました。
この2つのコメントに共通しているのが「ここまで来た」という感覚です。24シーズンを積み上げてきたからこそ描ける領域に到達した、という自負が読み取れます。
相棒 season25のキャスト|黄金コンビは通算12シーズン目
キャストについても整理しておきます。
杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)
主演はもちろん水谷豊さん演じる杉下右京。そして相棒を務めるのが、寺脇康文さん演じる亀山薫です。
注目したいのが、この黄金コンビがそろっての出演は通算12シーズン目にあたるという点です。初代相棒として2002年から2008年まで務め、14年の空白を経てseason21で復帰。合計すると、歴代の相棒の中で圧倒的に長い在任期間になります。
水谷豊さんは73歳、寺脇康文さんは63歳。この年齢で刑事ドラマの第一線を走り続けていること自体が、すでに記録的な出来事だといえます。
警察庁・警視庁の面々
今回のあらすじが政治の中枢に関わる以上、上層部のキャラクターが物語に深く関わってくると考えられます。発表されている情報では、特命係のボスである甲斐峯秋、警視庁副総監の衣笠藤治、国家情報局トップの社美彌子といった面々が名前を挙げられています。
参考までに、直前のseason24におけるレギュラー陣は以下のとおりでした。
- 森口瑤子さん(小出茉梨)、鈴木砂羽さん(亀山美和子)
- 川原和久さん(伊丹憲一)、山中崇史さん(芹沢慶二)、篠原ゆき子さん(出雲麗音)
- 山西惇さん(角田六郎)、田中隆三さん(益子桑栄)、松嶋亮太さん(土師太)
- 神保悟志さん(大河内春樹)、小野了さん(中園照生)、片桐竜次さん(内村完爾)
- 杉本哲太さん(衣笠藤治)、仲間由紀恵さん(社美彌子)、石坂浩二さん(甲斐峯秋)
上記はseason24時点のレギュラー陣であり、season25における全員の続投が公式に発表されたわけではありません。詳細なキャスト発表を待つ必要があります。
相棒 season25で「連続ドラマ最多シーズン記録」の単独首位へ
今回のシーズンが持つもうひとつの意味が、記録の更新です。
『科捜研の女』を上回り単独1位に
これまで、連続ドラマの最多シーズン数では同じテレビ朝日の『科捜研の女』と並んでいました。『科捜研の女』は連続ドラマとしてはseason24で幕を閉じているため、『相棒』がseason25を放送することで最多シーズン記録の単独首位に立つことになります。
同じ局の2大長寿シリーズが競い合ってきた末に、片方が到達点を迎え、もう片方がその先へ進む。テレビ朝日の刑事・科学捜査ドラマの系譜を考えると、感慨深い節目です。
通算450話超という数字の意味
『相棒』の通算話数はすでに450話を超えており、日本の連続ドラマとして最長記録を打ち立てています。
450話という数字を実感しやすい形にしてみましょう。1クール10話前後の連続ドラマに換算すれば、45作品分に相当します。1年に2作品ずつ見続けたとして、20年以上かかる計算です。それが1つのシリーズ、1人の主人公のもとで積み上がっているという事実は、やはり異常な達成といえます。
水谷豊さん自身も、記録の更新に向けて「それまでは杉下右京を演じたい」という思いを語ってきたと伝えられています。この記録が、シリーズを継続するモチベーションのひとつになっていたようです。
歴代相棒を振り返る|初代から現在まで
ここで、これまで杉下右京の相棒を務めてきた人物を整理しておきます。
- 初代・亀山薫(寺脇康文さん):2002年10月〜2008年12月。熱血漢で、右京と対照的な行動派
- 2代目・神戸尊(及川光博さん):2009年3月〜2012年3月。警察庁からの出向というキャリア組
- 3代目・甲斐享(成宮寛貴さん):2012年10月〜2015年3月。甲斐峯秋の息子という設定
- 4代目・冠城亘(反町隆史さん):2015年10月〜2022年3月。法務省からの出向という異色の経歴
- 5代目・亀山薫(寺脇康文さん):2022年10月〜。初代が14年ぶりに復帰
こうして並べると、亀山薫だけが「初代」と「5代目」の両方を務めているという特異な立ち位置が見えてきます。在任期間は初代と5代目を合わせて約8年を超え、歴代最長です。
そして興味深いのが、2代目以降の相棒がいずれも「警察庁」「法務省」といった外部組織からの出向者だったという点です。組織の論理を背負った相棒たちと対峙してきた右京が、最後にたどり着いたのが最も泥臭い現場型の亀山だった。この構図は、シリーズ全体を貫くテーマとも響き合っています。
season25から見始めても大丈夫?
「24シーズンもあると、今から入るのは難しいのでは」と感じる方も多いはずです。
結論としては、season25から見始めても十分に楽しめます。『相棒』は基本的に一話完結型で、各話ごとに事件が始まり、その回で解決するという構成だからです。人物の背景を知らなくても、事件そのものは追えます。
ただし今シーズンに限っては、ひとつだけ補足があります。亀山薫の過去に触れる展開が予告されているため、彼の経歴を知っているほうが響き方が変わる可能性が高い点です。
そこで、時間に限りがある方向けの優先順位を挙げておきます。
- season21:亀山薫が14年ぶりに復帰したシーズン。空白期間に何があったのかが語られ始めます。今シーズンを理解するうえで最も重要度が高い予習です。
- season24:直前のシーズン。現在のレギュラー陣の関係性を把握できます。
- season1:右京と亀山の出会い。時間があればここから追うと、20年越しの関係の変化が味わえます。
過去シリーズはどこで見られる?
『相棒』の過去シーズンは、テレビ朝日系の動画配信サービスで視聴できるとされています。全シーズンおよび配信作品が揃っているため、予習にはこちらが最短ルートです。
なお、配信状況は時期によって変動する場合がありますので、視聴前に各サービスの最新のラインナップをご確認ください。
SNSの反応|「待ちに待った」の声が広がる
season25の発表を受けて、SNS上では「待ちに待った」という歓迎の声が数多く見られました。毎年10月の恒例行事として定着しているシリーズだけに、発表そのものを季節の便りのように受け止める投稿も目立ちます。
また、最多シーズン記録の単独首位という話題に反応する声や、「国家のタブー」というテーマの大きさに期待を寄せる投稿も広がりました。一方で、亀山薫の過去が描かれることに対して、season21以降の展開を振り返る考察も見られ、長年のファンほど今シーズンへの関心が高いことがうかがえます。
まとめ|相棒 season25の放送日・あらすじの要点整理
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 放送時期:2026年10月スタート。テレビ朝日系24局ネット、毎週水曜21時。初回はスペシャル放送。
- 具体的な初回日:8月末時点で未発表。season24が2025年10月15日開始だったことから、10月14日または21日あたりが有力と予想されます(推測)。
- あらすじ:総理補佐官が料亭で襲撃される事件を発端に、特命係が現職総理の秘密という「国家のタブー」へ踏み込む。亀山薫の教え子との再会も事件に絡む。
- 主演:水谷豊さん(杉下右京)×寺脇康文さん(亀山薫)。黄金コンビそろっての出演は通算12シーズン目。
- 記録:season25の放送で『科捜研の女』を上回り、連続ドラマ最多シーズン記録の単独首位に。通算話数は450話超で日本の連ドラ最長。
- 歴代相棒:亀山薫(初代・5代目)、神戸尊、甲斐享、冠城亘。亀山薫が歴代最長の在任期間。
- 予習:一話完結型のため途中から見ても問題なし。ただし今回は亀山の過去が絡むため、season21を押さえておくと理解が深まります。
2002年に始まった物語が、25シーズン目に入ります。組織に属さない特命係が、ついに国家の中枢そのものに手をかける。長く続けてきたシリーズが、守りに入るのではなく最も踏み込んだ題材を選んだこと自体が、今シーズンの答えなのかもしれません。
正確な放送開始日やゲストキャストが発表され次第、この記事も随時更新していきます。

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