2026年10月10日(土)夜9時から、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送が始まる『俺たちの箱根駅伝』。池井戸潤さんの同名小説が原作で、大泉洋さんや山下智久さんら豪華キャストが出演することで話題になっています。
予告映像が公開されてから、「あの沿道はどこ?」「大学のシーンはどこで撮ったの?」とロケ地を気にする声がSNSで増えています。
そこでこの記事では、大学や自治体、フィルムコミッションの公式発表、エキストラ募集の情報をもとに、『俺たちの箱根駅伝』の撮影場所をエリア別に整理しました。
「なぜ本物の箱根ではなく岡山や広島で撮ったのか?」という疑問や、聖地巡礼をするときのマナーもあわせて解説します。
- 『俺たちの箱根駅伝』のロケ地一覧(結論を先に表でまとめています)
- 大学のメインロケ地になった「東洋大学 川越キャンパス」で撮影された場所
- 駅伝シーンを撮影した岡山市・広島市のロケ地と撮影時期
- 芦ノ湖・小田原・三島など、箱根駅伝のコース周辺で行われたロケ
- 本物の箱根ではなく地方都市で撮影したと考えられる理由と、聖地巡礼のマナー
俺たちの箱根駅伝のロケ地一覧
まずは、これまでに公式発表や自治体・フィルムコミッションの告知、エキストラ募集で確認できたロケ地を一覧にしました。
| エリア | 主な撮影場所 | 撮影時期(2026年) | 想定されるシーン |
|---|---|---|---|
| 埼玉県川越市 | 東洋大学 川越キャンパス(陸上競技場・体育館・1/2/5/7号館・学生ホール) | 1月〜3月 | 大学の練習・キャンパスのシーン(メインロケ地) |
| 岡山県岡山市 | 市役所筋・県立美術館前の城下筋・岡山県庁前 | 2月16日〜20日 | 駅伝のレースと沿道のシーン |
| 広島県広島市 | 広島城の東側・新八幡川橋・宇品・鷹野橋交差点付近・庚午(宮島街道)・白島 | 2月21日〜27日 | 駅伝のレースと沿道のシーン |
| 静岡県三島市 | 天神原交差点の周辺 | 3月3日〜5日・4月6日 | 沿道の観客(エキストラ募集) |
| 神奈川県箱根町 | 芦ノ湖の周辺 | 3月16日〜17日 | 沿道の観客(エキストラ募集) |
| 千葉県市原市 | 市原市役所の周辺 | 3月21日〜22日 | 沿道・ランナー(エキストラ募集) |
| 神奈川県小田原市 | 小田原中継所の周辺 | 4月2日〜3日 | 沿道の観客(エキストラ募集) |
| 埼玉県入間市 | 入間市内 | 4月8日〜9日 | 予選会・選手役(エキストラ募集) |
| 東京都立川市 | 立川市内 | 6月13日〜15日 | 観客・報道陣(エキストラ募集) |
表からわかるとおり、本作は「大学のシーン=東洋大学 川越キャンパス」「レースのシーン=岡山・広島の市街地」という分担で撮影されています。
さらに、芦ノ湖や小田原といった本物の箱根駅伝コースの周辺でも撮影が行われています。地方都市で撮ったレースの映像と、本物のコースの風景を組み合わせて「箱根駅伝」を描いていると考えられます。
俺たちの箱根駅伝とは?ロケ地を見る前に押さえたい基本情報
ロケ地を詳しく見る前に、ドラマの基本情報を整理しておきます。物語の舞台を知っておくと、どのロケ地がどの場面に使われるのかが想像しやすくなります。
放送日・放送枠と初回放送
『俺たちの箱根駅伝』は、日本テレビ系の土曜夜9時の枠で、2026年10月10日(土)から放送されます。初回は異例の40分拡大版と発表されています。見逃した回はTVerなどの配信サービスでも見られる予定です。
「走る側」と「伝える側」の2つの視点で描く物語
物語は、箱根駅伝の予選会から3年ぶりの本選出場を目指す「明誠学院大学」の陸上競技部と、本番まで3か月を切った中継を担当するテレビ局「大日テレビ」のスタッフという、2つの視点で進みます。
主なキャストは、大日テレビの「箱根駅伝」チーフプロデューサー・徳重亮役の大泉洋さん、センターディレクター・宮本菜月役の伊藤沙莉さん、明誠学院大学のキャプテン・青葉隼斗役の小林虎之介さんなどです。
つまりロケ地も、「大学」「レースのコース」「テレビ局・中継の現場」の3種類に分かれるのが本作の特徴です。キャストの全一覧や「明誠学院大学」のモデルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
大学のメインロケ地は「東洋大学 川越キャンパス」
大学のシーンのメインロケ地は、埼玉県川越市にある東洋大学 川越キャンパスです。東洋大学が2026年10月2日に公式サイトで発表しました。
撮影に使われたキャンパス内の施設
大学の発表によると、2026年1月〜3月に、次の施設で撮影が行われました。
- 陸上競技場
- 体育館
- 1号館・2号館・5号館・7号館
- 学生ホール
全10話の中で、このキャンパスで撮ったシーンが随所に登場するとされています。陸上競技場は練習やタイムトライアル、校舎や学生ホールは部員たちの日常の場面で使われる可能性が高そうです。
東洋大学は作中にも「実名」で登場
注目したいのは、東洋大学が作中にも実名で登場し、実際の陸上競技部のユニフォームやベンチコートを撮影用に貸し出している点です。
東洋大学は箱根駅伝の常連校として知られています。本物の強豪校の空気をそのまま映像に取り込んでいることは、陸上ファンにとっても見どころの一つです。
なお、主人公たちが所属する「明誠学院大学」は、原作に登場する架空の大学です。撮影場所の東洋大学と作中の明誠学院大学は別の大学として描かれるので、混同しないように注意しましょう。
駅伝シーンのロケ地①岡山市の中心部
レースのシーンで大規模なロケが行われたのが、岡山県岡山市の中心部です。2026年2月16日(月)〜20日(金)の9時〜16時に、道路規制をしながら撮影が行われました。
撮影が行われた3つのエリア
- 市役所筋:岡山駅の近くから南に延びるメインストリート
- 県立美術館前の城下筋:岡山城や後楽園に近い文化エリア
- 岡山県庁前:官公庁が並ぶ、道幅の広い通り
予告映像にも岡山の街並みが登場
地元の情報サイトによると、30秒の予告映像の冒頭(0:03あたり)には市役所筋の風景、0:20あたりには住友生命岡山ビルの周辺が映っているとされています。
地元の方なら「見覚えのある景色」に気づけるかもしれません。歩道橋から市役所筋を見下ろすと、予告映像に近いアングルになるとも紹介されています。
駅伝シーンのロケ地②広島市内の6か所
岡山の撮影が終わった直後、2026年2月21日(土)〜27日(金)には広島市内で駅伝ロケが行われました(28日は雨天時の予備日)。広島フィルム・コミッションの告知では、日ごとに次の場所で交通規制をしながら撮影すると案内されていました。
| 撮影日 | 撮影場所 |
|---|---|
| 2月21日(土) | 中区 広島城の東側の路上 |
| 2月23日(月・祝) | 西区 新八幡川橋(みずとりの浜公園の近く) |
| 2月24日(火) | 南区宇品 MEGAドン・キホーテ付近 |
| 2月25日(水) | 中区 鷹野橋交差点付近 |
| 2月26日(木) | 西区庚午 宮島街道 |
| 2月27日(金) | 中区白島 アストラムライン白島駅付近 |
広島城の周辺のような落ち着いた街並みから、海に近い宇品、幹線道路の宮島街道まで、雰囲気の違う道路を日ごとに使い分けて撮影しているのがわかります。
本物の箱根駅伝も、都心のビル街、海沿いの国道、山道と景色が大きく変わるのが魅力です。こうした「区間ごとの景色の違い」を再現するために、複数の場所が選ばれたと考えられます。
箱根駅伝のコース周辺のロケ地(芦ノ湖・小田原・三島ほか)
レースの本体は地方都市で撮影された一方で、本物の箱根駅伝のコースに近い場所でも撮影が行われています。いずれもエキストラ募集の情報から確認できたものです。
神奈川県箱根町(芦ノ湖の周辺)
2026年3月16日〜17日には、往路のゴール・復路のスタート地点として知られる芦ノ湖の周辺で、沿道の観客役のエキストラが募集されました。ゴールや号砲のシーンなど、物語の山場に使われる可能性があります。
神奈川県小田原市(小田原中継所)
4月2日〜3日には、往路・復路の両方の小田原中継所の周辺で撮影が予定されていました。たすきを渡す中継所は、選手同士のドラマが生まれやすい場面です。たすきリレーのシーンは見逃せないポイントになりそうです。
静岡県三島市・千葉県市原市・埼玉県入間市・東京都立川市
ほかにも、次のような場所でエキストラが募集されていました。
- 静岡県三島市(天神原交差点の周辺):3月3日〜5日・4月6日、沿道の観客役
- 千葉県市原市(市原市役所の周辺):3月21日〜22日、沿道・ランナー役
- 埼玉県入間市:4月8日〜9日、予選会・選手役
- 東京都立川市:6月13日〜15日、観客・報道陣役
特に立川市は、本物の箱根駅伝の予選会が行われる地として知られる街です。「報道陣役」が募集されていたことから、明誠学院大学が出場をかけて走る予選会のシーンや、それを取材するテレビ局側のシーンに使われる可能性があります。
このほか、10月に入ってからも品川区やさいたま新都心の周辺で観客役のエキストラ募集が出ており、放送が始まった後も撮影が続いていることがうかがえます。
なぜ本物の箱根ではなく岡山・広島で撮影したのか?
「箱根駅伝のドラマなのに、なぜ岡山や広島で撮ったの?」と疑問に思った方も多いはずです。制作側から詳しい理由は公表されていませんが、次のような事情が考えられます。
理由①実際のコースを長時間通行止めにするのが難しい
本物の箱根駅伝のコースには、東京の大手町や国道1号、国道15号といった交通量の非常に多い道路が含まれます。撮影のために何日も規制をかけるのは、現実的にはかなり難しいと考えられます。
一方、岡山と広島では、地元の協力のもと、時間を区切った道路規制で撮影が実現しています。
理由②冬の時期に「1月2日・3日の空気」を再現できる
岡山と広島のロケは2月に行われました。冬の澄んだ空気や、沿道の人たちが防寒着を着た姿など、正月のレースらしい雰囲気を自然に再現しやすい季節です。
理由③大規模なエキストラ動員に地元が協力
駅伝のシーンでは、ランナーだけでなく、沿道で旗を振る大勢の観客が欠かせません。フィルムコミッションを通じて地元の協力が得られる地方都市は、大規模なロケに向いているといえます。
本作は、1987年から箱根駅伝を生中継してきた日本テレビが制作し、関東学生陸上競技連盟が全面協力していることでも知られています。リアルな中継の再現にこだわっているからこそ、撮影の舞台選びにも工夫が凝らされているのでしょう。
俺たちの箱根駅伝の聖地巡礼を楽しむポイントとマナー
放送が始まると、ロケ地を訪れる「聖地巡礼」を計画する方も増えそうです。気持ちよく楽しむために、次の点を押さえておきましょう。
大学のキャンパスへの立ち入りは要注意
東洋大学 川越キャンパスは、学生が学ぶ教育の場です。撮影場所になったからといって、自由に見学できるわけではありません。オープンキャンパスなど、一般の人が入れるイベントの機会を利用するのが安心です。
道路での撮影は安全第一で
岡山の市役所筋や広島の宮島街道は、普段は交通量の多い道路です。ドラマと同じアングルで写真を撮りたくなっても、車道に出たり、歩道で立ち止まって通行の妨げになったりしないように注意しましょう。
箱根なら公式タイアップの施設もチェック
箱根エリアでは、箱根小涌園がドラマの公式タイアップ施設として紹介されています。芦ノ湖の周辺とあわせて、「ドラマの世界と本物の箱根駅伝のコースを一緒にめぐる」旅も楽しそうです。
また、2026年10月1日からは、作品の世界観をデザインしたラッピング車両がJR山手線で走っています。東京にいながら作品の雰囲気を楽しめるスポットとしてチェックしておきたいところです。
俺たちの箱根駅伝のロケ地に関するよくある質問
Q. 明誠学院大学は実在する大学ですか?
A. 明誠学院大学は、原作小説に登場する架空の大学です。撮影は東洋大学 川越キャンパスなどで行われています。モデルについての考察は、関連記事で詳しく紹介しています。
Q. テレビ局「大日テレビ」のシーンはどこで撮影されていますか?
A. 2026年10月4日の時点では、テレビ局のシーンの撮影場所は公式に発表されていません。新しい情報が出たら、この記事に追記していきます。
Q. 原作の「俺たちの箱根駅伝」は実話ですか?
A. 池井戸潤さんによるフィクションの小説です。ただし、本物の箱根駅伝の中継や大会運営を丁寧に取材して描かれているため、「実話のようにリアル」と評価されています。
まとめ:俺たちの箱根駅伝のロケ地は「川越・岡山・広島」が中心
最後に、この記事の要点を整理します。
- 大学のメインロケ地は東洋大学 川越キャンパス(陸上競技場・体育館・1/2/5/7号館・学生ホール)
- 東洋大学は作中にも実名で登場し、本物のユニフォームやベンチコートが使われている
- 駅伝のレースシーンは、岡山市(2月16日〜20日)と広島市(2月21日〜27日)の市街地で撮影
- 芦ノ湖・小田原中継所・三島・市原・入間・立川など、本物のコースや予選会ゆかりの場所でも撮影
- 地方都市でロケをしたのは、交通規制や大規模なエキストラ動員のしやすさが理由と考えられる
- 聖地巡礼では、キャンパスに無断で立ち入らないことと、道路での安全確保を最優先に
『俺たちの箱根駅伝』は、本物の箱根駅伝の空気と、地方都市の協力でつくられたレースの映像が組み合わさった作品です。放送を見ながら「この沿道はどこだろう?」と探してみるのも、楽しみ方の一つです。
新しいロケ地の情報が入りしだい、この記事を更新していきます。キャストや大学の情報は、以下の関連記事もあわせてご覧ください。

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