2026年12月18日、ついに『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』が日米同時公開されます。『アベンジャーズ/エンドゲーム』から7年ぶりとなる「アベンジャーズ」の新作ですが、MCUの作品数は今や劇場版だけでも30本を超え、「どこから予習すればいいのかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、米ディズニープラスが公開に向けて「予習として観るべき15作品」を公式に発表しています。この記事では、その15作品をベースに、時間がない人向けの最短ルートから、全部観たい人向けの完全ルートまでを整理しました。あわせて、各作品が『ドゥームズデイ』のどのキャラクター・どの世界につながるのかも解説します。
なお、本作のストーリーは公式からほとんど明かされていません。この記事では、公式発表で確認できた事実と、編集部の考察をはっきり分けてお伝えします。
- 『アベンジャーズ ドゥームズデイ』の予習は何を観ればいいのか(結論から先に解説)
- 公式が発表した予習15作品の一覧と、それぞれのつながり
- 時間別に選べる「最短5本・標準10本・完全15本」の見る順番
- ドクター・ドゥーム、ファンタスティック4、X-MENなど新旧キャラクターの予習ポイント
- 公開日・監督・キャスト・日本版声優などの基本情報
ドゥームズデイの予習は「3つの世界」を押さえれば迷わない
先に結論をお伝えします。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予習で大切なのは、全作品を観ることではなく、本作に集結する「3つのグループ」がどこから来たのかを知っておくことです。
公式に発表されているキャストを整理すると、本作に登場するヒーローは大きく次の3つに分けられます。
- MCUのアベンジャーズ勢:ソー、サム・ウィルソン(キャプテン・アメリカ)、アントマン、シャン・チー、シュリ(ブラックパンサー)など
- 新たなチーム:サンダーボルツ改めニュー・アベンジャーズ、そして別の世界から来たファンタスティック4
- 旧20世紀フォックス時代のX-MEN:プロフェッサーX、マグニートー、サイクロップス、ミスティークなど
そして、この3つの世界をまたぐ脅威として登場するのが、ロバート・ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームです。予習作品はすべて、この「3つの世界」と「マルチバース(多元宇宙)」のどれかにつながっていると考えると、頭の中がすっきり整理できます。
時間がない人は「最短5本」から始めるのがおすすめ
公開まで時間がない方は、公式15作品の中から次の5本を優先して観てください。編集部が「この5本を観ておけば、少なくとも主要キャラクターの立ち位置で置いていかれることはない」と判断したラインです。
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
- 『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
- 『サンダーボルツ*』
- 『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』
- 『デッドプール&ウルヴァリン』
この5本を選んだ理由は、後半の「目的別の見る順番」でくわしく解説します。
アベンジャーズ ドゥームズデイの公開日・監督・キャスト
まずは、マーベル公式サイトで確認できる基本情報を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題:Avengers: Doomsday) |
| 公開日 | 2026年12月18日(金)日米同時公開 |
| 監督 | アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ |
| メインヴィラン | ドクター・ドゥーム(ロバート・ダウニー・Jr.) |
| 主なキャスト | クリス・ヘムズワース、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカル、フローレンス・ピュー、パトリック・スチュワート、イアン・マッケランほか |
| 日本版声優 | 総勢29名(三宅健太、中村悠一、溝端淳平、百田夏菜子ほか) |
| ストーリー | 公式からは詳細非公開 |
監督のルッソ兄弟は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』を手がけたコンビです。公式サイトでは、ジョー・ルッソが本作を「終わりの物語」だったエンドゲームに対する「はじまりの物語」と位置づけるコメントを寄せています。
また、キャスト一覧にはクリス・エヴァンスがスティーブ・ロジャース役で名を連ねています。エンドゲームのラストで盾をサムに託したスティーブが、どのような形で物語に関わるのかは、本作最大の注目ポイントのひとつです。
ストーリーは公開まで「謎のベール」に包まれたまま
公式サイトでは、ストーリーはもちろん、出演キャラクターさえも全てが謎に包まれていると紹介されています。そのため、ネット上で見かける「あらすじ」の多くは予告編やキャスト情報からの推測です。
予告編以外のストーリー情報やリーク情報は、公式に確認されたものではありません。この記事でも、ストーリーに関わる部分は「考察」として扱っています。
公式発表|ドゥームズデイの予習で観るべき15作品一覧
2026年8月、米ディズニープラスが「Countdown to Avengers: Doomsday(『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』までのカウントダウン)」として、予習におすすめの15作品を発表しました。シネマトゥデイなどの映画メディアでも報じられています。
下の表は、その15作品に「どのキャラクター・どの世界につながるか」と、編集部が考える優先度を加えたものです。
| 作品名 | 日本公開年 | つながるキャラ・世界 | 優先度(編集部の目安) |
|---|---|---|---|
| X-メン | 2000年 | プロフェッサーX、マグニートーなど旧X-MEN | ★★☆ |
| X-MEN2 | 2003年 | ナイトクローラー、ミスティークなど | ★★☆ |
| キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー | 2011年 | スティーブ・ロジャース、ペギー・カーター | ★★☆ |
| アベンジャーズ | 2012年 | アベンジャーズ結成、ロキ | ★★☆ |
| アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 2018年 | サノス戦、ルッソ兄弟の前作 | ★★☆ |
| アベンジャーズ/エンドゲーム | 2019年 | スティーブの決断、アベンジャーズの解散 | ★★★ |
| ロキ(ドラマ) | 2021年〜 | TVA、マルチバースを束ねる存在となったロキ | ★★☆ |
| シャン・チー/テン・リングスの伝説 | 2021年 | シャン・チー | ★☆☆ |
| スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム | 2022年 | マルチバースの崩れ方 | ★☆☆ |
| ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー | 2022年 | シュリ、エムバク、ネイモア | ★★☆ |
| ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス | 2022年 | 宇宙同士の衝突「インカージョン」 | ★★☆ |
| デッドプール&ウルヴァリン | 2024年 | フォックス作品とMCUの合流、ガンビット | ★★★ |
| キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド | 2025年 | 新キャプテン・アメリカのサム、ファルコンのホアキン | ★★★ |
| サンダーボルツ* | 2025年 | エレーナ、バッキー、セントリーらニュー・アベンジャーズ | ★★★ |
| ファンタスティック4:ファースト・ステップ | 2025年 | リード、スー、ジョニー、ベン(アース828) | ★★★ |
15本の中でドラマシリーズから選ばれたのは「ロキ」の1本だけです。逆に言えば、それ以外のドラマ作品は観ていなくても、本作の大筋を追ううえで大きな問題にはならないと考えてよさそうです。
リストに入っていない作品はどう考えればいい?
ソーの単独作やアントマンの単独作など、本作に登場するヒーローの主演作でもリストに入っていないものがあります。公式は選定理由を説明していませんが、編集部としては「キャラクター個人の物語」よりも「チームの関係」と「マルチバース」の理解を優先したリストだと読んでいます。
ソーやアントマンが好きな方は、15作品を観終えたあとに単独作を追加すると、キャラクターへの思い入れがさらに深まるはずです。
目的別に選ぶ予習ルートと見る順番
15作品をすべて観るには、まとまった時間が必要です。ここでは、残り時間に合わせて選べる3つのルートを紹介します。どのルートも基本は公開順に観ると、伏線やカメオ出演に気づきやすくなります。
ルート1:最短5本(公開直前でも間に合う)
観る順番は「デッドプール&ウルヴァリン → エンドゲーム → ブレイブ・ニュー・ワールド → サンダーボルツ* → ファンタスティック4:ファースト・ステップ」がおすすめです。
エンドゲームで「アベンジャーズがいなくなった理由」を確認し、ブレイブ・ニュー・ワールドとサンダーボルツ*で「誰が新しいチームを作ろうとしているのか」をつかみます。最後にファンタスティック4で、ドクター・ドゥームへのつながりを押さえる流れです。デッドプール&ウルヴァリンは、フォックス作品とMCUが交わる感覚をつかむために最初に置いています。
ルート2:標準10本(今から1か月あれば十分)
最短5本に、「X-メン」「ザ・ファースト・アベンジャー」「インフィニティ・ウォー」「ワカンダ・フォーエバー」「マルチバース・オブ・マッドネス」の5本を加えます。旧X-MEN、スティーブとペギーの物語、ワカンダ勢、マルチバースの仕組みという、最短ルートでは手薄だった部分を一通り補えます。
ルート3:完全15本(じっくり楽しみたい人向け)
公式リストを公開順にすべて観るルートです。ドラマ「ロキ」はシーズンが分かれているため、映画の合間に少しずつ観るのがおすすめです。「ノー・ウェイ・ホーム」は、ロキやマルチバース・オブ・マッドネスと続けて観ると、マルチバースの話が頭に入りやすくなります。
予習ポイント1|スティーブ・ロジャースとアベンジャーズの「その後」
本作を楽しむうえで、まず押さえておきたいのがエンドゲームのラストです。スティーブ・ロジャースはインフィニティ・ストーンを元の時代に戻しに行き、そのまま過去でペギー・カーターとの人生を選びました。そして年老いた姿で現れ、キャプテン・アメリカの盾をサム・ウィルソンに託しました。
本作のキャストには、スティーブ役のクリス・エヴァンスとペギー役のヘイリー・アトウェルがそろって発表されています。予習リストに「ザ・ファースト・アベンジャー」が選ばれているのは、2人の関係の原点を知っておいてほしいという意図だと考えられます。
一方、盾を受け継いだサムは「ブレイブ・ニュー・ワールド」で新しいキャプテン・アメリカとして戦い、アベンジャーズを立て直す意思を示して物語を終えます。本作は「解散したアベンジャーズが再び集まる」物語でもあるため、この作品は優先度を高めにしています。
なお、エンドゲームに新映像を加えた特別版『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』が、9月23日から期間限定で劇場公開されました。上映状況は劇場ごとに異なるため、下の記事もあわせてご確認ください。
予習ポイント2|ニュー・アベンジャーズとワカンダ・シャン・チー
エンドゲーム以降のMCUで新たに生まれたのが、「サンダーボルツ*」のチームです。エレーナ・ベロワ、バッキー・バーンズ、ジョン・ウォーカー、ゴースト、レッド・ガーディアン、そしてセントリーことボブ。彼らは作品の終盤で「ニュー・アベンジャーズ」として世間に紹介されます。
サムが立て直そうとしている「アベンジャーズ」と、すでに名乗りを上げてしまった「ニュー・アベンジャーズ」。この2つのチームがどう関わるのかは、本作の人間ドラマの軸になる可能性があります。ここは編集部の考察ですが、両チームの関係を知っているかどうかで、本作の会話シーンの面白さはかなり変わるはずです。
また、「ワカンダ・フォーエバー」では、シュリが新たなブラックパンサーとなり、海の王国タロカンの王ネイモアと激しく戦ったのちに和解します。本作の公式キャストには、シュリ、エムバク、ネイモアの3人がそろって名を連ねています。
「シャン・チー」は優先度を低めにしていますが、シャン・チー本人がアベンジャーズ側の主要メンバーとして発表されているため、時間があればぜひ観ておきたい1本です。
予習ポイント3|マルチバースとドクター・ドゥーム、X-MENの合流
本作のスケールを理解するカギが「マルチバース」です。MCUではこれまで、いくつもの作品を通して「別の宇宙」の存在が少しずつ描かれてきました。
- ロキ:時間とマルチバースを管理する組織TVAが登場し、最終的にロキがマルチバースを束ねる存在になる
- ノー・ウェイ・ホーム:別の宇宙のスパイダーマンやヴィランが流れ込み、宇宙の境界が揺らぐ
- マルチバース・オブ・マッドネス:宇宙同士がぶつかって消滅する現象「インカージョン」が説明される
- デッドプール&ウルヴァリン:フォックス時代のキャラクターたちがMCUと交わる
とくに「インカージョン」は、宇宙そのものが危機にさらされるという点で、「ドゥームズデイ(終末の日)」というタイトルと強く結びつきそうな概念です。ただし、本作でこの現象がどう扱われるかは公式には明かされておらず、あくまで考察の範囲です。
ドクター・ドゥームとは何者か
ドクター・ドゥームことヴィクター・フォン・ドゥームは、原作コミックではファンタスティック4の宿敵として知られる天才科学者です。そのため、予習でもっとも大切なのは「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」だと編集部は考えています。
ファンタスティック4は、MCUの主な舞台とは別の宇宙「アース828」で活躍するチームです。「サンダーボルツ*」のポストクレジットでは彼らの宇宙船らしき機体が現れ、「ファースト・ステップ」のミッドクレジットではドゥームの存在が示されました。2本を続けて観ると、本作へのつながりがはっきり見えてきます。
演じるのが、かつてトニー・スターク/アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.だという点も大きな話題になりました。この配役の意味については、下の記事でくわしく解説しています。
20年以上前の『X-メン』が予習リストに入った理由
15作品の中でもっとも意外だったのが、2000年公開の「X-メン」と2003年公開の「X-MEN2」です。これは、本作にパトリック・スチュワート(プロフェッサーX)、イアン・マッケラン(マグニートー)、ジェームズ・マースデン(サイクロップス)ら、旧シリーズのキャストが再集結するためだと考えられます。
旧X-MENシリーズは作品数が多いですが、公式が選んだのは初期の2本だけです。チャールズとエリックの関係や、ミュータントが人間社会でどう扱われてきたのかという基本をつかむには、この2本で十分という判断なのでしょう。
また、ガンビット役のチャニング・テイタムも出演者として発表されています。ガンビットは「デッドプール&ウルヴァリン」に登場したキャラクターなので、最短ルートに同作を入れているのはこのためです。
日本版声優29名が発表|吹替派が押さえたいポイント
2026年10月22日、マーベル公式から総勢29名の日本版声優が発表されました。ソー役の三宅健太さん、スティーブ・ロジャース役の中村悠一さん、サム・ウィルソン役の溝端淳平さん、シュリ役の百田夏菜子さんなど、これまでのMCU作品から続投する顔ぶれが中心です。
旧X-MEN勢も、プロフェッサーX役の麦人さん、マグニートー役の佐々木勝彦さん、ミスティーク役の幸田直子さんなどが担当します。吹替で予習する方は、各作品で同じ声優さんが演じているかを意識しながら観ると、本作でキャラクターが登場した瞬間の感動がより大きくなるはずです。
ドゥームズデイの予習はどこで観る?配信と劇場の選び方
予習作品の多くは、ディズニーが運営する動画配信サービス「ディズニープラス」で配信されています。ただし、配信ラインナップは時期によって変わることがあり、旧X-MEN作品などの配信状況は視聴前に必ず公式アプリで確認してください。
本作を劇場で観る予定の方は、マーベル公式サイトで紹介されている「INFINITY VISION」の劇場もチェックしておくと安心です。これは、スクリーン・音響・映写品質の基準を満たしたディズニー認定シアターのことで、『エンドゲーム:アンコール』と『ドゥームズデイ』の鑑賞向けに案内されています。
アベンジャーズ ドゥームズデイの予習でよくある質問
Q. MCUを1本も観たことがなくても楽しめますか?
アクション映画としては楽しめる可能性がありますが、本作はキャラクター同士の関係が魅力の作品です。最低でも「エンドゲーム」1本は観ておくと、登場人物の再会シーンなどで受け取れる感動がまったく違ってきます。
Q. 公開順と時系列順、どちらで観るべきですか?
予習目的なら公開順がおすすめです。MCUは前の作品のポストクレジットで次の作品を予告する作りになっているため、公開順に観たほうが伏線のつながりを追いやすくなります。
Q. ドクター・ストレンジは出演しますか?
2026年10月25日時点のマーベル公式サイトのキャスト一覧には、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチの名前はありません。出演の有無は公式には確認できていない状態です。ただし、予習リストに「マルチバース・オブ・マッドネス」が入っているため、作品のテーマとは深く関わると考えられます。
まとめ:アベンジャーズ ドゥームズデイの予習で押さえるべき要点
最後に、この記事の要点を整理します。
- 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日(金)に日米同時公開。監督は『エンドゲーム』のルッソ兄弟
- 米ディズニープラスが予習作品として15作品を公式に発表。ドラマは「ロキ」の1本のみ
- 本作には「アベンジャーズ勢」「ニュー・アベンジャーズとファンタスティック4」「旧X-MEN」の3つのグループが集結する
- 時間がない人は「エンドゲーム」「ブレイブ・ニュー・ワールド」「サンダーボルツ*」「ファースト・ステップ」「デッドプール&ウルヴァリン」の5本を優先
- ドクター・ドゥームはファンタスティック4の宿敵。「サンダーボルツ*」と「ファースト・ステップ」を続けて観るとつながりがわかる
- ストーリーは公式に非公開。ネット上のあらすじ情報の多くは推測なので注意
公開まで残り2か月弱です。自分の残り時間に合ったルートを選んで、7年ぶりの「アベンジャーズ・アッセンブル」に備えてください。新しい公式情報が出しだい、この記事も更新していきます。

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