2026年7月クールの民放連続ドラマで、初回から頭ひとつ抜けた注目度を集めているのが、趣里さん主演の木曜ドラマ『大空港~GATE24~』です。
舞台となるのは、日本の玄関口である巨大空港「関東国際空港」。滑走路をゆく飛行機、静かな緊張感が漂う税関検査場、そして物語の中心となる謎めいた部署「GATE24」――。あまりにもリアルな空港の描写に、「これって本物の空港で撮影しているの?」「関東国際空港ってどこにあるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、『大空港~GATE24~』のロケ地・撮影場所について、現時点で判明している情報を一つひとつ整理してご紹介します。実際に足を運べる場所のアクセス情報や、なぜこのドラマはロケ地が特定しづらいのかという背景まで踏み込んで解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 『大空港~GATE24~』のロケ地はどこなのか(結論から先に解説)
- 作中に登場する「関東国際空港」のモデルになった実在の空港
- 滑走路・管制塔・出発ロビーなどシーン別の撮影場所
- GATE24の内部や税関検査場がセット撮影とみられる理由
- 趣里さんが訪れた都内のそば屋など、空港以外のロケ地情報
- ロケ地を実際に訪れる際のアクセス方法と見学のポイント
大空港~GATE24~のロケ地は「富士山静岡空港」と「成田国際空港」が有力
まず結論からお伝えします。『大空港~GATE24~』の空港シーンは、1つの空港だけで撮影されているわけではありません。複数の空港の映像を組み合わせ、そこに大規模なセットを加えることで、架空の「関東国際空港」という巨大な玄関口を作り上げていると考えられます。
現時点で有力とされている撮影場所を、シーン別に整理すると次のとおりです。
| シーン | ロケ地として有力な場所 |
|---|---|
| 滑走路・管制塔・GATE24がある建物の外観 | 富士山静岡空港(静岡県牧之原市・島田市) |
| ターミナル外観・出発ロビー | 成田国際空港 第1ターミナル(千葉県成田市) |
| GATE24内部・税関検査場・入国審査ブース | 撮影用のセット(詳細非公開) |
| 森万智が訪れるそば屋 | 炭火焼干物食堂 越後屋竹千代(東京都江東区有明) |
なお、これらは公式に全面公開された情報ではなく、映像に映り込んだ建物の形状・内装・看板などから特定されている推定情報を含みます。制作側から正式なアナウンスがあった場合は、内容が変わる可能性がある点はあらかじめご了承ください。
舞台となる「関東国際空港」は実在する?モデルになった空港を解説
結論から言えば、作中に登場する「関東国際空港」という空港は実在しません。あくまでドラマオリジナルの架空の空港です。
ただ、名称や設定を見ていくと、モデルとなっているのは「日本を代表する国際線のハブ空港」であることは明らかです。海外からの旅客・貨物が大量に流入し、税関・出入国在留管理・検疫といった国境管理の最前線が置かれている空港――そう考えると、成田国際空港のイメージが色濃く反映されていると考えるのが自然でしょう。
滑走路・管制塔・建物外観は「富士山静岡空港」が有力
作中で印象的に映し出される滑走路や管制塔、そしてGATE24が入っている建物の外観については、静岡県の富士山静岡空港で撮影されたとみられています。
富士山静岡空港は、静岡県牧之原市と島田市にまたがって位置する地方管理空港です。2009年に開港した比較的新しい空港で、国内線のほか国際線も就航しています。
「なぜ静岡なのか」と不思議に思われるかもしれませんが、これは映像制作の観点から見るととても合理的な選択です。成田や羽田のような超大型空港は、24時間止まることなく旅客と貨物が動き続けており、滑走路まわりを長時間占有するような撮影は現実的にほぼ不可能です。一方で、便数に余裕のある地方空港であれば、運用の合間を縫って比較的まとまった時間の撮影許可を得やすくなります。
富士山静岡空港はターミナルビルがコンパクトかつモダンで、背後に緑の丘陵が広がる開けたロケーションです。この「空が大きく抜ける画」が、タイトルどおりの“大空港”らしいスケール感を演出するのに一役買っていると考えられます。
ターミナル外観・出発ロビーは「成田国際空港 第1ターミナル」が有力
一方で、多くの旅客が行き交うターミナル外観や出発ロビーのシーンについては、成田国際空港 第1ターミナルの特徴と一致するという指摘が多く見られます。
成田空港の第1ターミナルは、北ウイングと南ウイングに分かれた巨大な構造が特徴です。吹き抜けの高い天井、ずらりと並ぶチェックインカウンター、多言語で表示されるフライトインフォメーションボードなど、一目で「国際空港」とわかる要素がそろっています。作中で「関東国際空港」の圧倒的なスケールを表現するシーンには、こうした本物の巨大ターミナルの映像が効いています。
つまり、「引きの空撮・滑走路まわり=富士山静岡空港」「人が行き交うターミナル=成田国際空港」「業務スペース=セット」という三層構造で、一つの架空空港が組み立てられているというわけです。ドラマを見返すときにこの視点を持っておくと、カットの切り替わりが驚くほど巧みに設計されていることに気づけるはずです。
GATE24の内部はどこで撮影?セット撮影とみられる理由
物語の中心となる部署「GATE24」。押収品や不審な荷物が運び込まれ、メンバーが分析を行うあの空間は、撮影用に組まれたセットである可能性が高いと考えられています。
理由は大きく3つあります。
- 連続ドラマは同じ空間を何度も撮る必要がある/毎話登場するメインの舞台を、そのつど実在の空港施設で借りるのは日程的にもコスト的にも非現実的です。
- 照明・音声のコントロールが必要/実際の空港は常にアナウンスや機械音が鳴り、照明条件も一定ではありません。長尺の会話シーンを安定して撮るにはスタジオが有利です。
- 保安上の理由/後述しますが、空港のバックヤードは撮影許可のハードルが非常に高いエリアです。
税関検査場・入国審査ブースの撮影場所が公開されない理由
本作は、税関および出入国在留管理庁との史上初となる合同タイアップのもとで制作されています。だからこそ描写がリアルなのですが、その一方で税関検査場や入国審査ブースの具体的な撮影場所は公開されていません。
これは意地悪をしているわけではなく、明確な理由があります。税関検査場や入国審査エリアは、国境管理の最前線であり保安上きわめて重要な区域です。旅客も原則として撮影・録画が禁止されているエリアであり、検査機器の配置や動線が詳細に知られてしまうこと自体がリスクになり得ます。
つまり、「リアルに描くために協力する」ことと「場所を明かさない」ことは矛盾しないのです。視聴者としては少しもどかしい部分ですが、こうした配慮があるからこそ、実務に即した緊張感のある映像が成立していると考えると納得できるのではないでしょうか。
空港以外のロケ地|趣里さん演じる森万智が訪れたそば屋はどこ?
空港以外のロケ地としては、趣里さん演じる税関職員・森万智が立ち寄る飲食店のシーンが話題になりました。
こちらは、東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー2階にある「炭火焼干物食堂 越後屋竹千代」とみられています。有明エリアはオフィスビルと大型施設が並ぶ再開発地区で、ガラス張りの現代的な景観が空港シーンとも自然につながるため、ドラマロケでは定番のエリアです。
実際に営業しているお店ですので、聖地巡礼を考えている方は通常営業の妨げにならないよう、必ず利用客としてマナーを守って訪問してください。撮影目的で長時間居座ったり、店内を無断で撮影したりする行為は避けましょう。
ロケ地に行ってみたい方へ|アクセスと見学のポイント
富士山静岡空港へのアクセスと展望デッキ
富士山静岡空港は、静岡県牧之原市坂部に位置しています。公共交通機関を利用する場合は、JR東海道新幹線・東海道本線の掛川駅や島田駅、藤枝駅などから空港連絡バスやシャトルバスでアクセスするのが一般的です。車の場合は東名高速道路の相良牧之原ICが最寄りとなります。
ターミナルには展望デッキが設けられており、滑走路と管制塔を一望できるのが最大の魅力です。ドラマで印象的だったあのアングルに近い景色を、自分の目で確かめることができます。天候に恵まれれば富士山を望めることもあり、名前どおりの絶景を楽しめます。
成田国際空港 第1ターミナルの見どころ
成田国際空港は、JR成田線・京成本線の「成田空港駅」「空港第2ビル駅」直結でアクセスできます。第1ターミナルは中央ビルを挟んで北ウイング・南ウイングに分かれた構造で、出発ロビーは4階、到着ロビーは1階です。
5階には展望デッキとレストラン街があり、フライトを眺めながら食事ができます。ドラマで見た「巨大な玄関口」の空気感を味わうなら、まずは4階の出発ロビーを歩いてみるのがおすすめです。
なお、いずれの空港も実際に多くの旅客が利用する公共施設です。保安検査場・税関エリアの撮影は禁止されており、通路をふさぐ撮影も迷惑になります。訪問の際は空港のルールと係員の案内に必ず従ってください。
エキストラ募集や撮影目撃情報はある?
本作については、確定的な撮影目撃情報がほとんど出回っていないのが特徴です。SNS上ではロケ地の予想投稿は見られるものの、「実際に撮影現場に遭遇した」という決定的な報告は現時点でほぼ確認できません。
これは、空港という施設の性質を考えると当然とも言えます。制限エリアや業務スペースは一般客が立ち入れませんし、旅客が多い時間帯を避けた早朝・深夜の撮影であれば、目撃されること自体が少なくなります。加えて、保安上の理由から撮影日程が事前に告知されないことも大きいでしょう。
エキストラ募集についても、公式な大規模募集の情報は確認されていません。今後、地域のフィルムコミッション経由で募集が出る可能性はありますので、気になる方は静岡県や千葉県のフィルムコミッション公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。
『大空港~GATE24~』はどんなドラマ?作品情報とキャスト
ロケ地とあわせて、作品の基本情報もおさらいしておきましょう。
| 放送局 | テレビ朝日系 |
| 放送枠 | 木曜ドラマ(毎週木曜よる9時) |
| 放送開始 | 2026年7月23日 |
| 主演 | 趣里(税関職員・森万智 役) |
| 主な共演 | 眞栄田郷敦、板垣李光人、齊藤京子、奥貫薫、秋元才加、加治将樹、田辺誠一、吹越満、柳葉敏郎、松雪泰子 |
物語の舞台は、国の境界線=ボーダーとなる空港。鋭い観察眼を持つ税関職員を中心に、各省庁から寄せ集められた新設チームが“最強の門番”へと覚醒し、日本の平和と安全を守るために奮闘する痛快エンターテインメントです。
趣里さんにとってはテレビ朝日の連続ドラマ初主演となる作品でもあります。初回放送では世帯視聴率10.7%/個人視聴率6.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録し、7月期の民放連続ドラマで1位という好スタートを切りました。第2話も世帯9.6%/個人5.5%と高い数字を維持しており、今クールを代表する話題作となっています。
まとめ|大空港~GATE24~のロケ地は複数の空港+セットの組み合わせ
最後に、この記事の要点を整理しておきます。
- 作中の「関東国際空港」は架空の空港で、実在しません
- 滑走路・管制塔・建物外観は富士山静岡空港(静岡県牧之原市・島田市)が有力
- ターミナル外観・出発ロビーは成田国際空港 第1ターミナルが有力
- GATE24内部や税関検査場は撮影用セットとみられ、詳細は非公開
- 非公開の背景には、税関・出入国在留管理庁との合同タイアップならではの保安上の配慮がある
- 空港以外では、東京都江東区有明のそば屋「炭火焼干物食堂 越後屋竹千代」がロケ地として挙げられている
- 確定的な撮影目撃情報はほとんどなく、早朝・深夜の撮影だった可能性が高い
『大空港~GATE24~』は、複数の空港のリアルな映像と、緻密に作り込まれたセットを掛け合わせることで、あの圧倒的な“大空港”の世界観を実現しています。
「このカットは静岡かな、こっちは成田かな」と意識しながら見返すと、これまでとはまったく違う面白さが立ち上がってくるはずです。

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