TikTokやYouTubeショートで、猫っぽい振り付けのダンス動画とともに流れてくる「Neko(ねこ)」。気になってサブスクで検索してみたら、アーティスト名が「Neko Jealousy」という見慣れない表記で、「読み方は?」「何者なの?」「日本人なの?」と余計に分からなくなった——そんな方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、Neko Jealousyは普段から活動している常設のグループではありません。オーディション番組の中で一時的に組まれたチームの名前です。だからこそ公式サイトも所属事務所も見つからず、検索しても正体がつかみにくいわけです。
この記事では、読み方から始めて、メンバー7人の顔ぶれと国籍、なぜこれほどバズったのか、そしてメンバーのその後まで、順を追って整理していきます。
- 「Neko Jealousy」の読み方と、曲名「Neko(ねこ)」との紛らわしい関係
- Neko Jealousyの正体(結論:オーディション番組の期間限定チームです)
- メンバー7人の氏名・パート・順位と、日本人なのかという国籍の話
- 「Neko(ねこ)」がTikTokでバズった3つの理由と、話題になった制作陣
- メンバーのその後——2人がKO1KEYZとしてデビューするまでの流れ
Neko Jealousyの読み方は「ネコ・ジェラシー」
まず、いちばん多い疑問である読み方から解決しておきましょう。
英語をそのまま読んで「ねこ・ジェラシー」
「Neko Jealousy」は、「ネコ・ジェラシー(ねこ・ジェラシー)」と読みます。「Neko」は日本語の「猫」をローマ字にしたもの、「Jealousy」は英語で「嫉妬」「やきもち」という意味です。
つまり日本語にすると「猫のやきもち」。楽曲が描く、かわいらしくも独占欲のある世界観をそのまま名前にしたネーミングになっています。特別なひねりや当て字はないので、素直に読んで問題ありません。
曲名「Neko(ねこ)」と混同されやすいので注意
検索が混乱しやすい最大の原因が、ここです。整理すると次のようになります。
- Neko Jealousy=歌っているチームの名前
- Neko(ねこ)=楽曲のタイトル
どちらにも「Neko」が入っているうえ、番組内ではチームが単に「Neko(ねこ)」と呼ばれる場面もあったため、チーム名と曲名が同じだと思っている人が非常に多い状態です。サブスクのアーティスト表記が「Neko Jealousy」になっているのは、あくまでチーム名義でのリリースだからです。
Neko Jealousyとは何者?正体はオーディション番組のチーム
ここからが本題です。公式サイトが見つからないのには、はっきりした理由があります。
『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』のコンセプト評価チーム
Neko Jealousyは、大型サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』の中で結成された、「コンセプト評価」という審査ステージのためだけに組まれた期間限定チームです。
コンセプト評価とは、練習生が数人ずつのチームに分かれ、番組のために書き下ろされた新曲をパフォーマンスして票を競う関門のこと。つまりNeko Jealousyは、この審査のために一度だけ集まった7人であり、番組終了とともに解散する前提のチームでした。
「所属事務所を調べても出てこない」「メンバー全員のSNSがまとまっていない」と感じたのは、そもそも常設グループではなかったからです。
番組『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』の基本情報
前提となる番組についても押さえておきましょう。
| 番組名 | PRODUCE 101 JAPAN 新世界(日プ新世界) |
| 放送期間 | 2026年3月26日〜6月6日 |
| 配信・放送 | Lemino、Mnet ほか(最終回は日本テレビ) |
| シリーズ | JO1・INI・ME:Iを輩出したシリーズの最新シーズン |
| 特徴 | 海外からの参加者も迎えたグローバル仕様 |
| 誕生グループ | KO1KEYZ(コイキーズ/12人) |
JO1やINIを生んだシリーズの流れをくむ番組で、今回は海外からの参加者も加わった点が大きな変化でした。この「グローバル化」が、後述する国籍の話にもつながってきます。
Neko Jealousyのメンバーは日本人?7人の顔ぶれと国籍
「日本人なの?」という疑問に答えていきます。結論としては、日本人メンバーが中心ですが、全員が日本人というわけではありません。
メンバー7人の一覧(パート・コンセプト評価時の順位)
| 氏名 | 担当パート | 当時の個人順位 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 矢田 佳暉(やだ よしき) | メインボーカル | 7位 | 31票 |
| 土田 央修(つちだ おうすけ) | サブボーカル3 | 9位 | 21票 |
| 山下 柊(やました しゅう) | ラッパー1 | 11位 | 18票 |
| 加藤 大樹(かとう だいき) | センター/サブボーカル2 | 15位 | 11票 |
| イ・ヒョンジェ | サブボーカル1 | 22位 | 7票 |
| 小清水 蓮(こしみず れん) | ラッパー2 | 22位 | 7票 |
| 篠ヶ谷 歩夢(しのがや あゆむ) | サブボーカル4 | 28位 | 5票 |
日本人メンバーが中心、韓国からの参加者も含む多国籍チーム
一覧を見ていただくと分かるとおり、7人のうち6人が日本人名で、イ・ヒョンジェさんは韓国からの参加者です。前述のとおり『新世界』は海外からの参加者を受け入れたシーズンだったため、こうした多国籍のチーム編成が生まれました。
「Neko Jealousyは日本人?」という問いへの正確な答えは、「日本発の番組から生まれた、日本人が中心の多国籍チーム」ということになります。楽曲の歌詞も日本語がベースで、K-POP的なサウンドと日本語詞が混ざり合った構成です。
コンセプト評価では全5チーム中2位(100票)
肝心の審査結果ですが、Neko Jealousyはコンセプト評価で全5チーム中2位、獲得票数100票という成績を収めました。1位はBLACK ANGELの135票です。
つまり番組内では優勝チームではなかったにもかかわらず、番組の外——TikTokやInstagramの世界で最も広く拡散したのがこの曲でした。ここが「Neko(ねこ)」現象の面白いところです。
「Neko(ねこ)」がTikTokでバズった3つの理由
番組の一課題曲にすぎなかった楽曲が、なぜここまで広がったのか。理由は大きく3つに整理できます。
理由1|振付師YUMEKIによる「真似したくなる」振り付け
最大の要因は振り付けです。担当したのは、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』での指導が話題となった振付師のYUMEKIさん。
この振り付けが巧みなのは、難易度の高いキメの部分と、素人でも真似できるサビの象徴的な動きが同居している点です。プロが踊れば技術力が映え、一般ユーザーが踊っても「それっぽく」見える。ショート動画で拡散する曲の条件を、設計段階で満たしていました。
理由2|猫モチーフと中毒性のあるフック
楽曲は軽快なポップさとK-POP的なシャープなアレンジを組み合わせたダンスポップで、猫を思わせる擬音のフックが繰り返されます。
「猫」というモチーフは、言語や国境を越えて伝わるという強みがあります。歌詞の意味が分からなくても、猫っぽい仕草と音の響きだけで楽しめる。海外ユーザーにも届いた背景には、この分かりやすさがあります。
理由3|制作陣が「豪華すぎる」と話題になった
3つめは、クレジットをめぐる盛り上がりです。作詞に「Ryuki Koike」「Yui Kimura」という名義が並んでいたことから、ファンの間で「これはあの人では」と推測が広がりました。
報道によれば、「Ryuki Koike」はアイドルグループGENICのメンバー・小池竜暉さんではないかと見られています。小池さんはGENICの楽曲制作に携わるほか、=LOVEの「絶対アイドル辞めないで」やBUDDiiSの「BLUE SODA」の作曲にも参加してきたクリエイターです。
実際に小池さんが該当の投稿を引用して「ねこ…」とポストしたことで、ファンから「豪華」「びっくり」「期待大」といった反応が集まりました。楽曲そのものだけでなく、制作陣の話題性まで込みでバズが加速した形です。
なお、コンセプト評価の楽曲のなかで放送期間中にApple Musicのチャートに入ったのはこの曲だけだったとされており、番組内の評価と番組外の人気が逆転していたことがうかがえます。
メンバーのその後|2人がKO1KEYZとしてデビューへ
Neko Jealousyというチーム自体は番組終了とともに役目を終えましたが、メンバーの物語は続いています。
加藤大樹が最終1位、矢田佳暉が最終2位でデビュー
2026年6月6日の最終回で、デビューする12人が決定しました。そのなかにNeko Jealousyのセンターだった加藤大樹さんが1位、メインボーカルの矢田佳暉さんが2位という結果で名を連ねています。
コンセプト評価の時点では加藤さんは個人15位、矢田さんは7位でした。そこから最終的にワンツーフィニッシュを決めたわけで、「Neko(ねこ)」でのパフォーマンスが大きな転機になったことが分かります。曲のバズが、そのまま2人の順位を押し上げた形です。
KO1KEYZ(コイキーズ)は10月7日に日韓同時デビュー
誕生した12人組グローバルボーイズグループの名前は「KO1KEYZ(コイキーズ)」。2026年10月7日(水)に日韓同時デビューすることが発表されています。デビュー曲のタイトルは、グループ名と同じ「KO1KEYZ」に決定しました。
メンバーは、DAIKI(加藤大樹)、YOSHIKI(矢田佳暉)、SIYOUNG、SHINHAENG、YUKI、ISSA、KEITO、YURA、RYOGA、RYUJI、KOSUKE、TOWAの12人です。
グループ名「KO1KEYZ」に込められた意味
グループ名には、「彼らが新世界への扉を開き『こっちへ来て、一緒に遊ぼう!(来い!)』とファンを導く鍵となり、世界中のファンの心を開いて恋に落としていく」という意味が込められています。
「来い」「鍵(KEY)」「恋」を掛け合わせた、番組のテーマである「恋」とも響き合うネーミングです。
また、KO1KEYZのデビュー作に「Neko(ねこ)」のKO1KEYZバージョンが収録されると報じられており、この点も注目を集めています。7人で歌われた曲が12人編成でどう生まれ変わるのか——原曲のファンにとっては、10月がひとつの楽しみになりそうです。
※デビュー作の収録内容は変更される場合があります。最新情報は公式発表をご確認ください。
Neko Jealousyに関するよくある質問
Q. Neko Jealousyは今も活動していますか?
いいえ。番組のコンセプト評価のために組まれた期間限定チームのため、グループとしての活動は行われていません。ただし楽曲「Neko(ねこ)」は配信が続いており、今も聴くことができます。
Q. 「Neko(ねこ)」はどこで聴けますか?
Apple Music、Spotify、AWAなど主要な音楽配信サービスで「Neko Jealousy」名義で配信されています。アーティスト名で検索する場合は「Neko Jealousy」、曲名で探す場合は「Neko(ねこ)」と入れると見つかりやすいです。
Q. なぜ検索しても公式サイトが出てこないのですか?
常設グループではなく番組内のチーム名義であるため、グループ単独の公式サイトやSNSアカウントはもともと存在しません。情報を追いたい場合は、番組公式またはKO1KEYZの公式アカウントを見るのが確実です。
Q. 振り付けは初心者でも踊れますか?
フルで完璧に踊るのは難易度が高めですが、SNSで拡散しているのはサビの象徴的な部分だけを切り取ったものがほとんどです。その部分に絞れば、ダンス未経験でも十分に真似できます。
まとめ|Neko Jealousyは「番組から生まれた一度きりのチーム」
最後に、この記事の要点を整理します。
- 読み方/「ネコ・ジェラシー(ねこ・ジェラシー)」。意味は「猫のやきもち」で、当て字などはありません
- 正体/常設グループではなく、『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』のコンセプト評価用に組まれた期間限定チーム。公式サイトが見つからないのはこのためです
- 紛らわしい点/「Neko Jealousy」はチーム名、「Neko(ねこ)」は曲名。この2つは別物です
- 日本人か/7人中6人が日本人で、イ・ヒョンジェさんは韓国からの参加者。日本人中心の多国籍チームが正確な答えです
- 成績/コンセプト評価では全5チーム中2位(100票)。番組内では1位ではなかったのに、番組外で最も広く拡散しました
- バズの理由/YUMEKIさんによる「真似できる振り付け」、言語を越える猫モチーフ、そしてGENIC・小池竜暉さんと見られる制作陣の話題性という3点です
- その後/加藤大樹さんが最終1位、矢田佳暉さんが最終2位でデビュー権を獲得。12人組KO1KEYZとして2026年10月7日に日韓同時デビューします
「一度きりのチームが残した一曲が、メンバーの人生を変えた」——Neko Jealousyという名前の背後には、そんな物語があります。
10月にはKO1KEYZ版の「Neko(ねこ)」も控えているとのことですので、原曲を聴き込んでおくと、そのときの聴き比べがより楽しめるはずです。

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