2023年夏に社会現象を巻き起こしたTBS日曜劇場『VIVANT』。その圧倒的なスケール感を支えていたのが、モンゴルで敢行された大規模な海外ロケでした。
そして2026年7月26日、ついに続編となる第2シリーズがスタート。放送開始とともに「今回のロケ地はどこ?」「またモンゴルで撮影しているの?」「バルカ共和国の場所に行ってみたい」といった声が一気に増えています。
この記事では、前作の舞台となったモンゴルのロケ地を場所ごとに整理したうえで、続編・第2シリーズの海外ロケ地と国内撮影地までまとめて解説します。実際に聖地巡礼へ行きたい方向けに、ベストシーズンや費用の目安といった実践的な情報も掲載しました。
結論から先にお伝えすると、続編の海外ロケの主軸は、前作のモンゴルとは別の国になっています。その詳細も後半で詳しく見ていきましょう。
- 前作VIVANTのロケ地がモンゴルのどこだったのか(場所別の一覧)
- 「バルカ共和国」は実在するのか、モデルになった国はどこか
- なぜモンゴルが撮影地に選ばれたのか、その理由と撮影規模
- 続編・第2シリーズの海外ロケ地はどこなのか(結論と根拠)
- 続編で使われた国内ロケ地(公式に発表されている場所を含む)
- モンゴル聖地巡礼のベストシーズン・費用・日数の目安と注意点
VIVANTのロケ地はモンゴルのどこ?まずは結論
はじめに全体像を整理しておきます。
- 前作(第1シリーズ/2023年):架空の国「バルカ共和国」のシーンは、モンゴルで撮影されました。南ゴビのホンゴル砂丘、首都ウランバートルのスフバートル広場などが主な舞台です
- 続編(第2シリーズ/2026年):海外ロケの中心はモンゴルではなく別の国とされています。国内も複数箇所で撮影されました
つまり「VIVANTのロケ地=モンゴル」というイメージは、正確には前作の話ということになります。とはいえ、モンゴルのロケ地は今も聖地巡礼先として人気が高く、現地ツアーも組まれています。順番に見ていきましょう。
前作VIVANTのモンゴルロケ地一覧|バルカ共和国の撮影場所
まずは、多くの視聴者の記憶に焼き付いている前作のロケ地から整理します。
大前提:バルカ共和国は実在しない架空の国
劇中で主要な舞台となるバルカ共和国は、実在しない架空の国家です。中央アジアに位置する設定で、独自の国旗や通貨まで用意される作り込みようでしたが、地図上に実在する国ではありません。
そのバルカ共和国の映像を実際に撮影したのが、モンゴルというわけです。広大な草原、砂漠、そして近代的なビルが混在するモンゴルの風景は、「発展途上でありながら独自の文化を持つ国」というバルカ共和国の設定と非常に相性が良かったと考えられます。
ホンゴル砂丘(南ゴビ)|第1話の砂漠シーン
ファンの間で最も象徴的なロケ地とされているのが、南ゴビにあるホンゴル砂丘です。
第1話冒頭、乃木憂助(堺雅人)が広大な砂漠をさまよう場面が撮影された場所とされています。ゴビ砂漠を代表する巨大砂丘で、全長は100キロメートル以上、高さは場所によって200メートル近くに達します。
風が吹くと砂が鳴ることから「歌う砂丘」とも呼ばれており、稜線に立つと360度が砂と空だけになるという圧巻の景観です。ドラマで感じたあの絶望的なスケール感は、CGではなく実景だったということになります。
スフバートル広場(ウランバートル)|バルカ共和国の中心地
劇中で「バルカ共和国の中心地」として映っていたのが、モンゴルの首都ウランバートルにあるスフバートル広場です。
モンゴル最大級の公共スペースで、政府庁舎や文化施設、高層ビルに囲まれたウランバートルのシンボル的な場所。中央にはスフバートルの騎馬像が立ち、政府宮殿前にはチンギス・ハーン像が鎮座しています。
砂漠の映像とのギャップが大きいため「同じ国とは思えない」と感じた方も多いはずですが、これがモンゴルという国の実像でもあります。アクセスも良く、聖地巡礼の入門編として最も訪れやすいスポットといえるでしょう。
テレルジ国立公園|草原とゲルの風景
ウランバートルから車でおよそ1時間半の場所にあるのが、ゴルヒ・テレルジ国立公園です。
奇岩と草原、そして遊牧民のゲルが点在する風景は、まさに私たちがイメージする「モンゴル」そのもの。VIVANTのロケ地巡りツアーでも定番の立ち寄り先になっています。
ゲルに宿泊できる施設も整備されており、砂漠まで足を延ばす時間がない方でも、モンゴルらしい景観を体験できるのが魅力です。
バヤンザグ・ヨリーンアム・バガガザリーンチョロー
ロケ地巡りツアーの行程に組み込まれることが多いのが、次の3か所です。
- バヤンザグ:赤い断崖が続く「炎の崖」。世界で初めて恐竜の卵の化石が発見された場所としても有名です
- ヨリーンアム:ゴビ・グルバンサイハン国立公園内の渓谷。夏でも氷が残ることがある独特の地形です
- バガガザリーンチョロー:花崗岩の奇岩地帯。ウランバートルから南下する途中の中継地点になります
いずれも移動距離が長いため、個人手配よりも現地ツアーの利用が現実的です。
ウランバートル市内のその他の撮影地
市街地のシーンでは、モンゴル国立ドラマ劇場、ウランバートル近郊のナライハ地区、市内のホテルなどが撮影に使われたとされています。
建物の外観をそのまま「バルカ共和国の政府施設」として使うなど、既存の街並みを巧みに転用している点が印象的です。
なぜモンゴルが選ばれた?1万キロを超えた撮影規模
前作のロケで語り草になっているのが、その規模の大きさです。報じられているところによると、ロケ隊の総移動距離は1万キロメートル以上に達したとされています。
モンゴルが選ばれた理由としては、次のような点が考えられます。
- 砂漠・草原・都市が一国内に揃っており、多様な画が撮れる
- 視聴者にとって「見慣れていない」風景であり、架空の国として説得力が出る
- 広大な土地で撮影許可が取りやすく、大規模な画作りが可能
結果として、日本のテレビドラマとしては異例のスケール感が生まれ、放送後にモンゴルへの旅行需要が高まるという現象まで起きました。ドラマが観光を動かした好例といえます。
VIVANT続編・第2シリーズのロケ地はどこ?
ここからが本題です。2026年7月26日にスタートした続編について整理します。
放送は2026年7月26日開始、話数は「第11話」から
まず押さえておきたいのが話数のカウントです。第2シリーズは第1話からではなく、前作の続きとして「第11話」からナンバリングされています。前作が全10話だったため、そのまま連番になっている形です。
また、日曜劇場としては異例の2クール連続放送が予定されており、長期にわたって物語が展開していきます。それだけロケの規模も大きくなっていると考えられます。
海外ロケの中心はモンゴルではない
続編でも海外ロケは実施されていますが、主軸となっているのは前作のモンゴルとは別の国です。
複数の情報を総合すると、カスピ海に面したアゼルバイジャン、とくに首都バクーが主要な撮影地になっているとみられます。旅行会社がロケ地を巡るツアーを組んでいることからも、この国が舞台に含まれていることは裏付けられます。
バクーで挙げられているスポットは次のとおりです。
- フレイムタワー:炎をかたどった3棟の超高層ビル。夜になるとLEDで炎が揺らめく、バクーの象徴的存在です
- イチェリ・シェヘル(旧市街):城壁に囲まれた世界遺産の旧市街。石畳と歴史的建造物が並びます
- バクー大通り(海沿いの遊歩道):カスピ海に面したプロムナード
近未来的な高層ビルと中世の旧市街が隣接するという独特の景観は、モンゴルの「自然の雄大さ」とは対照的です。物語のトーンが前作から変化していることを、風景そのものが示しているといえるかもしれません。
なお、東南アジアでの撮影が行われたとする情報もありますが、公式に確認できていない部分もあります。断定は避け、続報を待つのが適切でしょう。
続編にモンゴルは登場するのか
「バルカ共和国はもう出てこないの?」という疑問を持つ方も多いと思います。
物語の構造上、前作の舞台であるバルカ共和国が完全に切り離されるとは考えにくく、回想や現地パートとして登場する可能性は十分にあります。ただし続編の主戦場が別の国に移っていることは確かで、モンゴルの比重は前作より下がるとみるのが自然です。
VIVANT続編の国内ロケ地|公式発表された場所も
続編は国内でも複数箇所で撮影が行われています。
東京都千代田区・メディアドゥ本社(企業が公式発表)
数あるロケ地情報のなかで、企業側から公式に発表されている数少ない例が、東京都千代田区に本社を置く株式会社メディアドゥのオフィスです。
同社は自社サイトで、第2シーズン初回のワンシーンにオフィスを提供したことを公表しています。使用されたのは5階のボードルーム(役員会議室)とされています。企業の公式リリースという一次情報である点で、信頼度の高いロケ地情報といえます。
日本橋エリア・岐阜県恵那市・愛知県豊橋市
初回放送では、東京・日本橋周辺、岐阜県恵那市、愛知県豊橋市などの映像が登場したと報じられています。
とくに恵那市の岩村城下町は、江戸時代の町並みが残る重要伝統的建造物群保存地区で、時代劇の撮影地としても知られる場所です。日本橋の近代的なビル群と、岩村の古い町並みが同じ回に登場するという対比は、VIVANTらしい演出といえます。
島根県・埼玉県などその他の撮影地
このほか、島根県(奥出雲・出雲・松江エリア)や埼玉県での大規模なエキストラ撮影があったとする情報も出ています。
ただしこれらは目撃情報ベースのものも含まれるため、確定情報として扱うのは避けたほうがよいでしょう。放送が進むにつれて明らかになっていくはずです。
なお、スタジオ収録はTBSの緑山スタジオで行われています。
モンゴル聖地巡礼ガイド|時期・費用・注意点
「実際にモンゴルのロケ地へ行ってみたい」という方向けに、実践的な情報をまとめます。
ベストシーズンは6月〜9月
モンゴルは冬の寒さが極めて厳しく、氷点下30度を下回ることも珍しくありません。観光に適しているのは6月から9月にかけての時期です。
ただし夏でも朝晩の寒暖差が大きく、ゴビ砂漠では日中と夜間で20度以上の差が出ることもあります。真夏でも薄手のダウンやフリースは必携と考えてください。日差しも強いため、帽子とサングラス、日焼け止めも必須です。
ツアーか個人手配か
ウランバートル市内のスフバートル広場だけであれば、個人手配でも問題なく訪問できます。
一方、ゴビ砂漠のホンゴル砂丘やバヤンザグまで行く場合は、ツアー利用が現実的です。舗装路が限られており、四輪駆動車とドライバーが必須になるためです。VIVANTのロケ地を巡る専用ツアーも催行されており、8日間程度の行程が一般的です。
日数と費用の目安
- ウランバートル中心(3〜4日):スフバートル広場、テレルジ国立公園など。比較的手軽
- ゴビ砂漠まで含む(7〜8日):ホンゴル砂丘、バヤンザグ、ヨリーンアムなどを網羅
費用は時期や燃油サーチャージ、為替によって大きく変動します。旅行会社の最新の見積もりを確認してください。
訪問前の注意点
- ゴビ砂漠エリアは通信環境が不安定です。オフラインでも使える地図の準備を推奨します
- 移動距離が長く、未舗装路での長時間移動になります。体力と時間に余裕を持った計画を
- 撮影現場そのものは私有地や立入制限区域の場合があります。無断で立ち入らないでください
- 渡航前には必ず外務省の海外安全情報を確認しましょう
まとめ|VIVANTロケ地の要点整理
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 前作のロケ地はモンゴル。架空の国「バルカ共和国」はモンゴルで撮影されました
- 主なモンゴルの撮影地:ホンゴル砂丘(南ゴビ)、スフバートル広場(ウランバートル)、テレルジ国立公園、バヤンザグ、ヨリーンアム、モンゴル国立ドラマ劇場など
- 撮影規模:ロケ隊の総移動距離は1万キロ超と報じられています
- 続編(2026年7月26日開始/第11話から):日曜劇場としては異例の2クール連続放送
- 続編の海外ロケ:主軸はモンゴルではなく、アゼルバイジャンの首都バクー周辺とみられます
- 続編の国内ロケ:東京都千代田区のメディアドゥ本社は企業が公式発表。ほかに日本橋、岐阜県恵那市、愛知県豊橋市などの情報があります
- 聖地巡礼:ベストシーズンは6〜9月。ゴビ砂漠まで行くならツアー利用が現実的です
前作が「大自然のなかの孤独」を描いたとすれば、続編は都市の景観を舞台に、また違った緊張感を見せてくれそうです。風景の変化そのものが、物語の変化を映している——そんな視点で見ると、ロケ地への注目もいっそう面白くなるはずです。
放送はまだ始まったばかりで、今後さらに新しいロケ地が登場する可能性があります。本記事も判明した時点で随時追記していきます。
※本記事は2026年8月2日時点の情報にもとづいて作成しています。ロケ地情報には公式発表されていないものも含まれるため、実際に訪問される際は最新情報をご確認ください。

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